消費税軽減税率対策補助金（レジ補助金）の手続き要件の変更について

　消費税軽減税率制度実施に伴い対応を迫られる中小企業・小規模事業者のレジ導入・改修費用を補助するいわゆるレジ補助金について、現行制度では2016年3月29日～2019年9月30日までに軽減税率対応レジの設置・支払が完了したものを本補助金の補助対象としていますが、10月1日の軽減税率制度の開始を目前に控え、軽減税率対応レジに対する需要が急激に高まっており、一部では「9月30日までに支払いが間に合わない」といった声が寄せられています。
　これに対処するため、下記の通り手続き要件について変更されます。

【変更点】

　（現行制度）

　軽減税率対応レジを「2019年９月30日までに設置（導入・改修）・支払いが完了したもの」が補助対象

⇒（手続き要件変更後）

　軽減税率対応レジについて、①「2019年９月30日までに導入・改修に関する契約等の手続きが完了」し、②「12月16日までに設置・支払いを完了したもの」が補助対象。

　これにより、9月30日以降に設置支払いが行われるものもレジ補助金の対処となり、軽減税率制度が始まる直前（9月30日）までにレジの導入・改修に関する「契約等の手続きが完了」していれば補助金の申請が可能となります。

※補助金の申請はレジの設置・支払い後になるため（事後申請）、12月16日の補助金申請期限までに設置・支払いを完了する必要があります。

※レジ補助金の詳細については特設サイト（http://www.kzt-hojo.jp/）をご確認ください。

●お問い合わせ先：当所 企業支援部　℡ 042-724-6614